西藤原駅前SL公園
三岐線の終着駅である西藤原駅は、蒸気機関車を2両並べた外観のユニークな駅舎です。 また、駅舎プラットホームの一部を利用して作られた駅前公園では、三岐鉄道開業時の蒸気機関車など3両の鉄道車両を展示しており、全面が芝生で覆われた公園として、ご家族連れのグループや地域の皆様をはじめとした多くの方々に、憩いの場としてご利用いただいております。 さらに西藤原駅は、鈴鹿山脈北部・藤原岳の登山口ともなっており、駅周辺には紅葉で名高い聖宝寺や東海自然歩道などもあり、風光明媚なロケーションとなっておりますので、ぜひ三岐電車で西藤原駅へお越し下さい。 |
西藤原駅前SL公園で展示されている鉄道車両
・蒸気機関車E102号機
昭和6年の開業時より昭和29年まで、兄弟機の101号機とともに三岐鉄道で活躍していたSL。 住友大阪セメント伊吹工場で保存されていましたが、平成13年の開業70周年を機に三岐鉄道へ里帰りしました。
・電気機関車ED222号機
昭和31年から昭和59年まで三岐鉄道で活躍していた電気機関車。現役引退後は、いなべ市大安町中央児童センター前の公園で展示されていましたが、平成28年の開業85周年を機に三岐鉄道へ里帰りしました。
・ディーゼル機関車DB25号機
かつては三岐通運㈱藤原営業所に展示されていましたが、E102号機と同じく、平成13年の三岐鉄道開業70周年を機に西藤原駅で展示するようになりました。