第10話「快適性の向上と環境への配慮」

新たな経営の礎となる新本社屋の完成と歩調を合わせるように、三岐鉄道は地域交通の安全性向上と利便性の確立、環境負荷の低減を両立させた持続可能な公共交通への進化を推し進めた。 鉄道施設のバリアフリー化として、2021(令和3)年2月には、通学客等で賑わう三岐線暁学園前駅のトイレやスロープ整備などのバリアフリー化工事を実施した。

また、バス部門においても時代の変化に対応した取り組みを進めた。通勤需要の増大に対応するため、2022(令和4)年より一部系統へ連節バスを導入。大量輸送による混雑緩和に効果をもたらし、2025(令和7)年には2台目を導入して2台体制を確立した。さらに環境対策として電気バスを順次導入するなど、環境に配慮した運行にも取り組んでいる。

一方、鉄道部門においても、利用客の利便性向上を図る大きな変革がもたらされた。2025(令和7)年3月1日、北勢線において待望の交通系ICカード「ICOCA」のサービスが開始された。これにより全国相互利用サービスに対応したICカードが利用可能となり、ICOCA定期券やモバイルICOCAの取扱開始など、利用客の日常の利便性は大きく向上したのである。

続きはこちら ⇒ 第11話(最終話)「100周年に向けた未来への歩み」

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